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都立図書館インプレッション [としょかん]

日曜日、改装された都立図書館に行ってきました。

率直な感想をいうと、「ミニ国会図書館」です。

入館するときにIDカードを持たされ、その番号やバーコードを使って書庫にある本の取り寄せ、準備ができたときのテレビ画面での表示、などを行います。

ようするに国会図書館の方式を取り入れているわけです。これはおそらく国会図書館の業務量が増えていることにかんがみて、国会図書館と打ち合わせた結果のような気がします。

その結果、都立図書館が改装されたあとは、国会図書館の業務量は軽減されているのではないかと思います。

利用者の立場から見ても、国会図書館より都立図書館の方が近いし、いろいろな意味で便利です。机はたくさんあるし(しかしみんな使われていますが・・・)、他の自治体の図書館よりも当然蔵書量は多いし、データベースもけっこうそろっています。

本の分類も、けっこう機能的なものが多く、ひまつぶしに行っても楽しそうです。

なにより、勉強している人が多いのも事実ですが、それ以外の利用者も多い。やはり利用者の数がその図書館の評価とイコールなのではないかと思います。

というわけで、法律の勉強をするのにも、なかなかいいですよ。データベースは近くにあるし、判例体系はひととおりそろっているし、法律書もひととおりあるし。足りなければ書庫にあるものを出してもらえるし。

ぜひ一度どうぞ。

あ、もうひとつ。大きく変わったのは、スタッフさんたちです。すべてではないでしょうが、多くはおそらく民間委託でしょうね。態度が今までと異なり、低姿勢です。このあたりも好評価のポイントです。



タグ:都立図書館
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北区中央図書館 [としょかん]

NEC_0201.JPG

きょうは勉強・・・と言っていたのだけど、やはりたくさん時間があるとできないことが判明。気分が乗らない時は徹底的に勉強から離れるのがよいと思うので、そうすることにしました。

で、前から行ってみたかった北区の中央図書館に行ってみました。

ここは自衛隊の駐屯地と隣接しているためか、広々とした空間が広がっています。

NEC_0202.JPG

中に入ると、運営はTRCのようです。スタッフの方々がたくさんいて、テキパキと働いています。
図書館の運営を外注することに対しては賛否両論いろいろあると思います。

難しいところだとは思いますが、ただ、スタッフがとてもテキパキしているのはやはりTRCに運営を任せた図書館です。

このあたりは、東京都立多摩図書館(立川市)などと比較すると、非常によくわかると思います(いちど行ってみてください)。

だから、一概に民間に任せることがわるいとはいえない。ただ、賃金が安いという問題はあります。この点がどうにかなるとよいのですけどね・・・。

さて、北区の中央図書館がいつできたのかはちょっとわかりませんが、かなり新しそうです。館内にカフェもあり、くつろげます。

個人用に研究室という名のブースがあり、PCが使えます。一人ひとり仕切られているので、とても使いやすそうです。ちょっとうらやましくなりました。

閲覧・学習用の机は、館内の壁際にずらーっと設置されていて、このレイアウトもなかなかよいなと思いました。

あとは、そうですね、図書の分類がやや細かくて、細かい分類で探す人には便利かも、と思いました。例えば、法医学、という分類があったりします。もちろん、実際に存在はするのですが、細かいのでこのひとつ上の分類でまとめられているのが通常ではないかと思います。

というわけで、今までに行った都内の図書館のランキングを付けてみると(あくまでもわたしの好きな順です)、

①武蔵野プレイス(武蔵野市)
②北区中央図書館(北区)
③国会子ども図書館
④千代田区立図書館

とりあえず4位まではこんな感じですね。

どの図書館も新しくて居心地がよいですよ。
①~③の3館は、芝生が隣接している、あるいは公園の中にある、という点で、共通しています。また、食堂やカフェが館内にあるという点も共通ですね。

またときどき、としょかんめぐりをしようと思います。

p.s
きょうの2冊。

きょうは、小池龍之介さんの『煩悩リセット稽古帖』を読みました。
日常生活の心の動きをとてもわかりやすく、4コマ漫画付きで解説してくれている本です。とてもおすすめです。これを読むと、心穏やかに過ごせそうです。

そして北区の中央図書館、児童書コーナーで見つけたのが、
『つまらない つまらない』という本。子ども向けですが、なかなか奥が深いです。

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理工学部の図書館へ行こう! [としょかん]

きょうは仕事帰りに理工学部の図書館に行ってみました。初めてです!

19時ごろ着いたのだけど、図書館の場所がわからない[あせあせ(飛び散る汗)]

どうやら6号館の6階にあるらしい。6号館に行ってみると、1階の事務室はもう閉まっていて、薄暗い感じ[がく~(落胆した顔)]

しかし、きょうは勉強するのだ、と思い。エレベーターで6階へ。多摩の中央図書館と同じように、学生証をかざしてゲートを通ります。

どうやら図書館は6階が入口だけど、閲覧室は5階にあるらしい。さっそく5階へ。

閲覧室は3つに分かれています。さすがに理工学部だけあってみたこともない本が多数。のんびりみていくのも楽しそう。

しかし21時までなのであまり時間はない。さっそく勉強を開始することにしました。このとき19時だったのですが、学生の姿は数えられるほど[あせあせ(飛び散る汗)]

いや、これ、さびしいですよ。だって4月で新入生が入ったばかりじゃないですか。それなのに図書館に数えるほどしか人がいないって、都心にある大学としてどうなの?と正直思ってしまいましたが、そんなことを言っていても仕方がありません。

というわけで、通教で学ぶわたしたちが理工の図書館をにぎやかにするというのはどうでしょう?

公共図書館はどこも夜は混んでいてなかなか使いにくいのですが、理工学部ならガラガラです(図書館関係者の方、ごめんなさい)。

ちなみに、法律関係の図書はさすがに理工学部なのであまりありません。判例六法も2008年度版でした。

でもでも、お宝があったので紹介します。我妻先生の民法案内の11巻です。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b56135.html

リンクを貼ったのは勁草書房の紹介ページですが、目次を見てもらうとわかるように、使用貸借で終わっていて、賃貸借は収録されていません。

しかし、実は賃貸借は原稿として存在していて、現在流通しているものには賃貸借は掲載されていないだけなのです。そして賃貸借が掲載されているのは、かなり古い版なのです。

この賃貸借が掲載されている古い版の民法案内11巻が、理工学部の5階に置いてあります! ぜひ読みましょう。

いや、実は多摩の中央図書館の書庫にもあるんですけどね・・・。

そんなわけで、理工の図書館にもたまには行こう。せっかくだから使わない手はないです。


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渋谷図書館に行ってみた [としょかん]

きょうは横浜支部で学習会があったので、帰りに渋谷の図書館に寄ってみました。駅前の交番で図書館の場所を聞いたところ、おまわりさんもわからず、困ってました。私が場所をうろ覚えだったのがいけないんだけどさ。

それにしても、交番にはいろんなひとが道を聞きに来るけど、図書館を聞きに来る人はまずいないんでしょうね。渋谷と図書館はちょっと結び付かない存在なのかもしれない。ヒカリエはどこですか、とか聞く人を見ていて、そう思いました。

そんなことはよいとして、その後、原宿にある渋谷区の中央図書館に行ってみました。
ここは平成22年の5月にリニューアルしたようで、建物はとてもきれいで、蔵書もなかなか、閲覧席も居心地がよさそうで、すばらしい図書館です。建物自体のデザインはやはり図書館という感じだけれど、居心地のよさでは武蔵野プレイスに次ぐ感じでしょうか。

やはり新しい建物は清潔感があってよいですね。

ところで、残念だったのは図書館員の方。渋谷区の図書館は都民ならだれでも登録できるので、登録してもらったのだけど、そのときの説明がイマイチ。他の印象はよかったので、最後に残念な気持ちにさせられてしまいました。

申込書に必要事項を書いたあと、男性が説明してくれたのだけど、その方は、私と、もう一人の男性の2人に対し、同時に説明しようとしました。それはよいのだけど、約1分ほど説明したあと、できればその場でPCにメールアドレスを登録してほしいといいました。

私はあまり外のPCで個人情報を入力するのは好きではないので、自宅でやることにしました。ただ、もうひとりの方はその場で登録していたようです。

そこでその方が登録するのを待っていたところ、いつのまにかその方は登録が終わり、係の男性はその方を3階か4階の席へ案内して、さっさとカウンターへ戻ってしまいました。

・・・・・・。さすがに、図書館の最初の説明でほうっておかれたのは初めてでありました。
カウンターに行って、もう終わりですか?と声をかけても、説明が途中だったことに気づく様子もなく、仕方がないのでこちらからうながして席の利用法などを聞きました。

ええと、ここの図書館員はTRCに委託しているようで、みなさんTRCの方でした。最初に説明するひとの対応があれでは、ちょっとまずいと思います。もちろん、人の能力には個人差がありますけど、人を不快にさせるようなサービスはだめだと思います。

別の階のレファレンス担当の方の対応はとても好感がもてたので(こちらは女性)、なかなかレベルが高いなあと思ったのですが・・・。

次からは1階カウンターの人に声をかけるのはできるだけ避けたいなあと思います。だれだって、気持ちよく使いたいですからね。


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浦和としょかんへ [としょかん]

翌日の20日は浦和へ。この日はさいたま支部で憲法(公務員の人権)と商法(商事売買)のお話。どちらもためになった。1科目2時間20分っていうのはちょっと短いのだけど、それでも終わるとややぐったり。

お昼休みに近くの県立浦和図書館へ。図書館めぐりもときどきやってます。
この図書館は・・・ええと、ちょっと残念なほうかも。公共図書館は、市町村レベルのものは近年とてもサービスがよくなっているけど、県や都レベルのものはやっぱりそこからワンランク下がるといわざるをえない。残念なんだけどさ。

たとえば都立図書館。以前、立川の多摩図書館にいって、ちょっとあぜんとした。ふつうの公共図書館は職員も少なくて、みんなテキパキ、忙しそうにしているのだけど、この図書館は入り口で職員が数人イスに座って「デン」と構えている感じ。しごとないの?と思ってしまった。

なので、関係者の方々には申し訳ないけど、都や県レベルの図書館というのは、保管機能に特化すべきだと思う。つまり、サービス業務をほぼやめちゃって、倉庫業務に徹すればよいと思うのだ。

だいたいお役所(特に都・県レベル)はサービスが苦手なんだからさ、そんなこと無理にやらないで、サービスに力を入れている市町村レベルの図書館の支援に回ればいいと思う。市町村よりオレたちのほうが上だぜみたいな意識があると無理だけど。でも実際、市町村にサービスで全然負けてますよ。完敗。一目瞭然。

ただ、市町村レベルで買うよりも都・県レベルでもっていたほうがよい図書(参考図書とか郷土資料とか)はたしかにあるので、その保管の仕事は残す。あとはいらない。各市町村の図書館を支援する仕事に特化すればいい。

ちょっと過激な意見かもね。
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新しい図書館カード [としょかん]

武蔵野市の図書館カードが新しくなったようなので、更新してきた。

新しいカードはこんな感じ。薄くて、プリペイドカードと間違えそう。

NEC_0315_2.JPG

ちなみに、ひと足早く磁気カードに切り替えた三鷹市のカードはこちら。

NEC_0316_2.JPG

見た目はどちらも同じだけど、三鷹市の方はやや厚みがある。

どちらの図書館も、自動貸し出し機に対応した磁気カードだ。
自動貸し出し機はとても便利で、機械の前に借りたい本を置いて、カードを差し込み口に
入れるだけ。あとは画面の指示に従えばそれだけで手続き完了。

大学図書館ではけっこう前から導入が進んでいたけど、ここ数年では公共図書館にも導入が進んでいる。

でもね。機械化しちゃったら司書さんが減らされちゃうよね・・・。
たしかに機械でもできることかもしれないけど、どんな本をどんな人たちが借りていくのか、
どういう需要があるのか、っていうのは、毎日のカウンターでのやりとりを通じて
把握していく部分が大きいから、少し残念でもある。

もちろん、どんな本が利用されているかはデータに残せるだろうけど、それだけでは司書の力は伸びていかない。

あと、問題がもうひとつ。
上の画像では消したけど、このカードには貸出記録が返却期限とともに記される。
これも便利なんだけど、他人に読んでいる本を知られてしまう可能性もある。
もちろん、他人っていうのは家族を含めてのこと。

図書館っていうのはプライバシーを守るところなので、基本的には親からであろうと、
だれがどんな本を借りたか、っていう質問には応じない(はず)。
これは返却の催促をする電話のときでも同じで、借りた本人以外には書名を教えることはない。
(親は怒りそうだけど)。

延滞する人が多いから、しかたないのかな。プライバシーの保護がそちらに一歩譲った形に
なったんだろうね。

どんなに身近なひとでも、読んでいる本を知られたくないこともあるから、
個人的にはそのあたりは微妙な気がするけどね。
杉並区とかはけっこう進歩的な図書館だと思うけど、磁気カードは導入していないし。


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