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成立前夜 [日々のできごと]

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成立前夜の23時23分撮影

昨晩はしごとを終えた後、まだ国会審議が続いているようだったのでやはり国会前へ。

着いたのは20時前。人数がこれまででいちばん多く、警察が一方通行などの交通規制を勝手に行っていて迷惑極まりない。遠回りを強いられ、しかもわかりにくい。ここで警察にしたがう義務はないので、桜田門の駅の入り口を通って道の対角線側に行ってから国会方面に向かうことにした。

そんなとき同じように困っていた年配(60~70代)の女性が3人。聞いてみるとひとりは広島、もうひとりは山口から来たらしい。
朝出発して、いま(つまり20時前)着いたとのこと。びっくり。
ほかに、鳥取から来た人もいるという話でした。

広島の駅前などでも集会をやってるけど、やっぱり国会に行かなければ、との思いで来たとのこと。ようこそいらっしゃいました!

国会は目の前なのだけど大混乱していてとてもわかりにくいので、集会の最後尾までご案内。20時からだったけど、かなり盛り上がったので、来てよかったと思っていただけたんじゃないかなと思います。

さて、いつもは20時を過ぎると帰る人が多くなるけど、きのうはさすがに帰らない人が多い。だんだん盛り上がってくる。

20時30分ごろ、sealsの女性がスピーチに立ちました。なんだかこころにしみるスピーチでした。すばらしかった。パチパチ(拍手)。

要約するとこんな感じ(正確には覚えてないので、あくまで主観的な要約です)。

「政府は平和とか、安全とか、国民のためとかいうけれど、その説明は全然わたしたちのこころに届いてこない。いまの日本の平和は、私たちの先人たちがさまざまな犠牲のもとにもたらしたかけがえのないものです。
・・・(中略。というか覚えてない)

武力行使ができるようになるということは、仮想敵国(おそらく中国とか北朝鮮のこと)に銃を向けるということです。しかし、銃を向けられた側の市民の気持ちや、銃を向ける側である自衛隊員の心の傷を考えたことがあるのでしょうか。

本当の平和とは、力でどうにかするというものではなく、もっともっと地道で着実な努力によって成り立たせるようなものではないでしょうか。

私は、そうやってつくる平和の可能性をあきらめたくはありません」


銃を向けられた側の市民の気持ちや、銃を向ける側の自衛隊員の心の傷を考えなさい、というのはまさにそのとおりで、いいこと言ってくれたと思いました。

国会前のコールは国会内にも届いているそうで、野党議員はそれによって元気になったみたいです。議員もやっぱりひとなんだな、と思いました。期待をかけられたらがんばるし、そうじゃなかったらやる気も出ない。

そんな当たり前かもしれないけどふだんは忘れていることを思い出させてもらいました。

国会で山本太郎氏がひとりでがんばっているらしい、という情報が届いたときのコールは、「太郎はがんばれ!」でした。このコールはけっこう続いたよ。

結局0時前までいて帰りました。残念ながら法案は成立してしまったけれど、戦いはこれから!











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