本（読書人の雑誌）

帰りに図書館に寄って、なんとなく雑誌コーナーをぶらぶらしていたら、こんな小冊子を見つけた。

http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/hon/

これは講談社が出している月刊誌らしい。こういう小冊子はいろんな出版社が出しているのだけど、あまり読んだことはなかった。定価80円。安い。

で、読んでみた。こういうのはパラパラめくってみたことはあって、実はおもしろそうだなとは思っていたのだけどね。やっぱりおもしろかったよ。

2000字弱くらいかなあ。エッセイがいくつも載ってた。読んでみたら、やっぱりみんな文章がとてもうまい。作家だからうまくて当たりまえというわけではないことはよくわかっているから、なおさら身にしみた。

仕事がら、つね日ごろからいろんな文章にあたっていなければいけないのだけど、つくづく足りないなあ、と思ってしまった。
自分からいろんなものを求めていかないと、やっぱり向上しない。環境に与えられたものだけでは、全然足りない。わかっていたようでわかっていなかったことがはっきりしてしまった。

ま、ブログも文章の練習にはなるんだけどね。そのうち、レーモン・クノー『文体練習』（朝日出版社、1996年）という本を使って、このブログ上で文体の練習をしようと思ってます。よかったらおつきあいください。

読むこと、書くこと、その他いろいろ。いつも意識して、いろんな「いいもの」に触れていきたいな、と思う。
その積み重ねが、大きいのだ。

タグ：レーモン・クノー 文体練習