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『下町ロケット』 [books]

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昨年の秋ごろにとしょかんに予約した本の順番がようやく回ってきた。武蔵野市にはこの本の所蔵は28冊あって、今日時点の予約は304件入っている。こんなに予約がある本はめずらしい。そしてそういう本にはあまり手を出さないのだけど、おもしろそうな本だったので、ちょっと手を出してみた。

きのう借りて、ゆっくり読もうと思っていたら2日で読んでしまった。400pあるのだけど、読み始めると止まらない。
きょうは図書館が17時までだったので勉強はそこまでにして、夕方からは読書の時間に。きょうの勉強時間が5時間だけなのがちょっと気がかりだけど、本の魅力に勝てなかった。

さて、内容はというと、とてもいいお話でした。一歩前に進む元気をもらったような気がします。それから、自分の中でなんとなく漠然と思っていたことがこの本を読んでちょっとした確信に変わった。そんなこともありました。

詳しいことは読んでもらった方がよいので書かないことにしますね。

さてと、きょうは7日。七夕ですね。失業手当を受けられるのもあと10日ほど、それから、勉強もあと1週間ほどがひとつの区切りになります。仕事どうしよう。会社員に戻るか、フリーでの道を探っていくか、腹をくくればどちらでもいい気はする。フリーなら勉強時間はとれるかな、とも考えるし、その一方で会社で働くのもきらいではないし、まよいにまよう。
そして勉強に関しては、いま、自分がいったいどの地点にいるのかまったくわからない状態(笑)。

ただ、この8か月、いろんな本を読んできたけど、仕事とか働くことに関して自分と同じ考え方のひとは、少数派ではあるかもしれないけど、とても少ないというわけではないということがなんとなくわかってきた。下町ロケットを読んで、それが確信に変わった。

いまは法律の問題を解いているのだけど、解説を読んでいても、試験で求められているものはその考え方に少し近いところがあるような気もする。ようするに、手を抜いたらダメなのだ。

どの事実が、どの法律のどの要件に当たるかをひとつひとつ、からまってしまった糸を一本ずつほぐしていくように考えて、それを書いていくと。簡単にいうとそんなことだけど、それができるようになるためにはとてもとても長い時間がかかるわけで、その時間のなかにいるととてもあせるのだけど、それをあせらずにコツコツとやっていくと。それが大切なのかな。

それにしてもその時間の流れのなかであせらずにいるというのはなかなか簡単ではないのだよね。

生きていくとはそんなことなのかと、思います。仕事もなんでも同じかな。

あと1週間、なにも考えずに勉強してみます。仕事のことはそれから。前向きに行こう!

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