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『おとなの進路教室』 [books]

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そういえば、10年ちょっと前作った本(のようなもの)の中の記事に、「13歳の試練」という見出しを付けたことがあった(たしか、13歳だったと思う)。シンガポールの13歳は受験が大変らしく、ちょっとした、いや大変な試練らしいので、そんな見出しを付けてみたのだった。

ふと自分のことを考える。いまは37歳の試練か。・・・ほんとに試練なのかなあ。それにしてはあまりそうは感じていないし、むしろチャンスのような気もする。ま、そうなのでしょう。いつだって自分の直感が一番ただしい、と思う。

どちらにしても次をどうするか考え、悩み、余裕はまったくないはずなんだけどそんないまを楽しんでるのはある意味で事実。『おとなの進路教室』は、そんな自分によく効きました。

この本は、山田ズーニーさんの「おとなの小論文教室」から30本選んで加筆修正したものとのこと。
おとなの小論文教室はこちら。http://www.1101.com/essay/index.html

山田さんには「おとなの進路教室」というのもあって、こちらはラジオなのだけど、こちらも楽しい。こちらは山田さんが聞き手だけどね。おとなの進路教室はこちら。http://www.jfn.co.jp/otona/

本の中には、たとえば「アイデンティティの組み換え」とか、スーッとこころにしみわたる言葉がいくつか。組み換えですか、いいこというね。アイデンティティね。自分のアイデンティティってなんだろう。なんだったっけ。しばらく忘れてた言葉だなあ。

もうしばらく悩み、ジタバタとのたうちまわる日々は続きそう。そういう時がきっと大事なんだと思うからガマンなり。

裏表紙はこんな感じ。

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