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ちいさな哲学者たち [cinema]

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きのう、『ちいさな哲学者たち』を新宿武蔵野館で見てきました。公開初日なので1時間くらい前に行ってみたところ、すでに整理番号は35番(汗)。まあひとりだから気楽です。

この映画の主役はフランスの幼稚園児たち。5歳くらいかな。担任の先生が彼らにいろんな質問を投げかけていって、その反応を撮影したドキュメンタリーです。

自由、生、死、友だち、恋、愛、障害、皮膚の色、性、毎回ことなるテーマを設定し、いろんなことを聞いていく。こどもたちからはいろんな答えが返ってくる。ただそれだけなんだけど、ずっと見ていると、いつのまにかこどもとは思えなくなった。大人に対して同じ質問をしたとしても、そんなに答えがちがうとは思えなかったから。

こどもも大人も本質的なちがいはないってことかな。こどもはちいさな大人。そんな感じでした。

映画の中の会話をふたつ紹介します。

(授業のことについて、親と子が会話する場面)
親「次のテーマは何がいい?」
子「親は何の役に立つか」

(映画の最後の場面。哲学の授業がすべて終わり、これから小学生になろうとするこどもたち。これからも哲学をやりたい?って聞くと、みんなやりたいっていう。そのうちの1人の子の理由)

子「考えることは夢をみることと同じだから。夢をみることはステキだから」


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