高尾マイナートレイル [トレイルラン]
梅雨の晴れ間はとても貴重です! 洗濯するか、トレイル行くか、なのだけど、これはトレイルしかないでしょ。身体も「行きなさい」と言っている。素直に従おう。
でも土曜の早起きはやや苦手。今日も遅めのスタート。走り始めたのは10時40分ごろ。
こんな時間だと、登山道もひとでいっぱい。いつもの6号路だけど、あまり走れず。しかたない。早起きできない自分がよくないので、これも素直に流れに従おう。
ハイカーに迷惑をかけないよう、できるだけびっくりさせないよう、気を使いながら、声をかけながら、走れるところは走る。でも、やっぱり「こんなところを走るなよ~」とおばさんがポツリ。けっして迷惑をかけてないんだけどなあ。まあ、存在自体がいやなのでしょう。それは少しわかる。でもへこむのも事実。だって何もしてないし。
しかたないので、方針変更。今日は城山往復の予定だったけど、城山から大垂水峠へ下りて、そこから草戸山経由で高尾山口へ戻るルートにしてみることにする。
上の写真は、一丁平の展望台。気持ちがよいです。
今日の持ち物は水500mlのみで、それ以外は補給なし。城山に到着した時点で、水の残りが200mlくらい。そこから大垂水峠経由で行くと、10キロはあるらしい。城山までで1時間弱経過している。うーん。微妙だ。足りるのか?
まあいいや。とりあえず行ってみよう。城山からは実ははじめてのルートなのだけど、あまりの人の多さにいやけがさしてきたので、静かに走れそうなこっちを選択。
で、これが正解でした。ほとんどひとに会わず、でも道も標識もしっかりしている。登りも全部走れるし、走りがいがある。やっぱりトレイルはこうでなくちゃね。
急なところもけっこうあったけど、基本的に登りはすべて走った。それで思ったよ。やっぱり山ではすべて走ることにこだわろうと。どんなにきつい登りでも、ゆっくりでいいから走ろうと。あ、1人のときと、大会のときだけどね。
登りで自分に負けちゃうと、どうしても気分がよくないんだよね(笑)。ゆっくりでもいいから走りきれたときの、達成感というか、そういうものが自分に与える影響って少なくないような気がして。
考えてみると、登りを歩いてもよいことにしたのは、山耐の練習を始めたころからだった。71.5キロ、筋肉をもたせるため。でもいまは出ていないし、もっと筋肉使ってもいいだろう。
さて、西山峠を過ぎたところに、こんな道しるべが。「山道」っていうのはときどきあるけど、山下ははじめてかも。まあ山道よりわかりやすいからいいか。なんだかおもしろいから撮ってしまった。
西山峠から三沢峠を通過して、草戸山へ。そこから高尾山口まではあとちょっとなのだけど、この途中で水も切れ、さすがにしんどくなった。2時間10分までは走れたけど、それ以後はもう歩くだけでいっぱいいっぱい。スピードを上げる追い込み方のほかに、こういう追い込み方(水も補給も少なめで、身体的に本当に追い込む)もあるのか、と新たな発見をしながら、ゴールまでがまんする。こういう追い込み方は危険だけど、トレーニングのひとつの方法としてはありなのか?
ふと、4年くらい前の山耐で事故があったときのことを思い出した。あの方はふらふらっと斜面に落ちてしまったらしい。自分の通った少し後のことだったので覚えているのだけど、こういう感じなのかな、と思ってしまった。それくらいふらふらした。意識レベルがかすかに下がっていく感じ。
それでもなんとか下りてきて、我慢できずにコンビニでお弁当を買いこみ、近くの木陰であっというまに食べてしまった(笑)。下りてきてから1.5Lくらい水分取ってるけど、やはり足りてなかったんだね。
長くなりました。最後にタイムです。
高尾山口駅→山頂手前の階段(6号路経由、34'25。混雑の影響でいつもより+10分)→城山山頂(18'23。高尾山と城山のちょうど中間くらいのところに、大垂水峠に向かう道がある。そちらを途中まで使いながら城山へ。この道も人がいなくて快適!)→大垂水峠(5'57)→西山峠(42'02)→草戸山(16'09)→下山(29'36。途中でもうヘロヘロ。たぶん、ここは15分くらいでいけるところ)
17.2kmくらい。2時間26分。
持ち物 水500ml、携帯、コンタクト、お金。
目指すはコースタイムの3分の1なのだけど、今回はどうかな~。あとで調べてまた追加します。
おまけ。
一丁平のところにある案内板。東海自然歩道って、実は1700キロくらいあって、ずーっと西の方までつながっているらしい。すごいね!
2011-06-04 20:32
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