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ゴルフを続ける首相と、静養をとりやめる天皇陛下 [日々のできごと]

記事を2本ご紹介。

北海道新聞がわかりやすい図を載せています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/558005.html

天皇陛下のお話はNHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140821/k10013965641000.html

首相が災害の報告を受けて指示を出したのが6時30分ごろ。指示だけ出して、自分はゴルフですか。へー。やる気のなさがありあり。

人の命なんてどうでもいいんでしょうね。従来の発言どおりですけど。

血が流れてもどうでもいいんですよ。このひと。人の血よりゴルフが大事。自衛隊員の命よりゴルフが大事。まあそういうことでしょうね。演繹すると。

自衛隊に出動命令を出して、自分はゴルフを続けると。将来そういうこともありうるかもしれませんね。

それに対して天皇陛下。災害を受けて、休むことをやめるというのはこれはすごいと思います。べつにわたしは右よりではないですが(これまでの記事を見ればわかるとおりで)、天皇陛下は80歳ですよ。

全国各地を飛び回って忙しいのだから休んでほしいと思いますけど、それでもそういう決断をすると。ちょっと人としてすごい方なのかもしれませんね(というと失礼にあたるかもしれませんが)。

そういえば、先日、天皇陛下は田中正造が明治天皇に直訴して取り押さえられた時の手紙を見に、栃木県まで足を運んだそうです(週刊金曜日(1002号)の記事より)。

こちらは毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20140522k0000m040034000c.html

週刊金曜日の記事によれば、この見学は私的な旅行だったそうで、公務ではなかったそうです。公務だといろいろと問題になるかもしれないので、あえて私的な行為とすることを選んだことも、とても慎重な行動だと思います。

といま思ったのですが、

天皇陛下の行動と、首相の行動って、実は正反対ではないでしょうか。

天皇陛下は父である昭和天皇の戦争責任をおそらく相当実感していて自身もその責任を感じている。だから平和主義と逆行する首相と正反対の行動をとって、右傾化する国家を食い止めようと必死でバランスをとっている。

そんなふうにみえませんか?

こういうのって、右翼の方はどういうふうに反応するのでしょうか。ちょっと興味あります。だって陛下の考え、行動と真っ向から対立する行動をとっているわけですから、右翼としても首相の行動は国益を損なうものとして批判の対象になるのでは?

攻撃(あくまでも言論ね)の対象になるんじゃないの?


タグ:天皇陛下
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