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高尾山の洞窟 [日々のできごと]

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勉強ばっかりしていると煮詰まってくるので、やはり完全に休みの日を作ることにしました。で、きょうは高尾山へ。写真はケーブルカー前の広場のムササビ。空飛ぶ座布団と呼ばれているとか。100mくらいは飛べるらしい。100mも座布団が飛んでたらたしかに楽しい。いちど本物を見てみたい。

1号路をてくてくと歩いていくと、ケーブルカーの山頂駅に20分で到着。あれ、こんなに早かったっけ? 平日でほとんど人がいないからかな。

それにしても寒い。きょうは晴れのはずだったのだけど。冬の平日って、こんなに人が少ないんだ。それを利用してきょうはいつもは見ないところを見てみよう。

で、じっくり見てみたのが参道の両脇にあるいくつかのものたち。まずは六根を清めてくれるという石車。写真は、その説明書き。なんでも、懺悔、懺悔、六根清浄と言いながら石車を回すといいらしい。

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懺悔というのは、貪り(むさぼり)、怒り、愚痴の3つの煩悩を悔い改める意味で、六根清浄というのは、六根、つまり眼、鼻、耳、舌、触、のいわゆる五感のほか、これらの情報を判断する意(心)が清らかになることを祈るのだそうです。

なるほど、たしかに。そうなれればすばらしい。最近、ちょっと感覚が鈍っているような気もするので、ちょっと意識してみようか。

その先で案内板を見ていたら、宿坊の先に抜け道があることを発見。山頂にいけるらしい。行ってみよう。

宿坊の脇を抜けていくと警備員さんがひとり。右をみると福徳弁財天というものがあるらしい。いちおう宿坊の敷地内なので聞いてみたら、そこまでは行ってもいいとのこと。行ってみたら、なんと洞窟がありました。
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入口には危険だから入らないでくださいみたいなことが書かれているのだけど、警備員さんは、入るのなら狭いので頭上に気をつけてくださいね、とのこと。迷ったけど、大丈夫でしょう。入ってみた。

なかは暗くてかがまないと進めないくらい天井は低い。奥行は10mくらい。その奥にも続くみたいだけど、そこは柵があって入れなくなっていた。この福徳弁財天はその名のとおり商売繁盛などのご利益があるらしい。

高尾山は10年以上通っているけれどここは初めて。穴場中の穴場では?

そこから山頂へ。途中、3号路との分岐に着いてみると、3号路は秋の台風の影響で通行止めらしい。ここもそんなにひどかったのか。そのまままっすぐ行くと山頂の手前へ。ここは6号路の最後の部分から山頂までをつなぐ道だ。厳密には6号路ではないから、この地点に来たこともほとんどない。ちょっと新鮮。次に来たときにはここを通って山頂経由で城山方面へ向かおうかな。いつも通るのは6号路だけで、山頂へはいかないからね。

山頂からは雪化粧をした富士山がくっきり。
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しかしくもり空のため、この写真には富士山は写っていない。肉眼だとくっきりなんだけどね。やっぱり機械より自分の目のほうがたしか。

しばし富士山をながめながらぼーっとする。来年はまた山頂まで行かせてもらえるでしょうか、とひとりごとを言ってみる。エントリーできたらいいよ、と言われたような気がした(笑)。

寒いのでとっとと退却。もう12時ちかくになるのだけど寒い。帰りは天狗焼きを食べながら下山。うわさのとおり、これウマいよ。おすすめです。

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これが天狗焼き。
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